院長あいさつ・経歴

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はじめまして、あべ医院 院長の福原 恵子です。
現在のがん治療は、手術療法・化学療法(抗ガン剤治療)・放射線療法の三本柱を中心に治療戦略が練られます。しかし、がんの発生した臓器の特性や発見された時の進行具合によっては、必ずしも満足な結果が得られるわけではありません。ですから、「これら標準治療プラスαで何か出来ることがないのか?」と考える人々が多いのも事実です。
がん免疫療法は、第4の柱とも言われる治療法です。しかし、まだ研究段階の治療法ですので現在保険適応になっておりません。したがって先端医療や治験の申請をしている一部の大学病院などを除いて、標準治療(保険適応)とがん免疫療法(保険適応外)を同一医療機関で同時に受けることは困難です。(逆の言い方をすれば、同一医療機関でなければ、併用も可能となります。)これまで、がん拠点病院などで標準治療を行ってきた私も開業して従来のようにがん治療(手術・抗がん剤・放射線療法)を行うことは困難になりましたが、近隣の標準治療を施行されている先生方と協力すれば、標準治療にプラスしてがん免疫療法を提供することも可能になります。がんと闘っておられる方の少しでもお役にたてればと考え、このたびがん免疫療法を行うことといたしました。

略歴